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オペラグラスには重すぎる

見た舞台の感想とか、日常とかについて書ければ

初めて宝塚歌劇を見に行った話

公式サイト:

kageki.hankyu.co.jp

 

見た日:5月11日 ソワレ

見たきっかけ:ことしの秋に上演されるミュージカル「スカーレット・ピンパーネル」に応援している俳優さんが出ることになったので、「うおおお…話とか知りたい…」って思っていたのと、前々から宝塚に興味があって行ってみたかったのと、最近知り合いになったヅカオタの方に「スカピンはいいですよ」と言われたので。

この日にしたのは、「チケットもう取れないな~譲渡じゃなくてほとんど交換だ…。まあ当日券を狙うか…始発…」と思っていたところ、たまたま仕事が早上がりだったのでふらっと劇場寄ってみたら「立ち見ならありますよ」ということだったので即購入しました。立ち見、1500円。いや~~この金額で見られていいのか!?と思うと同時に、「おお…豊穣な文化…」って思いました。すごい。宝塚すごい。こういうド初心者でも気軽に買える手段があるのはありがたいです。歌舞伎の幕見も学生時代取ってたんですけど、「敷居高いなあ」と思っていたところに気軽に取れる→次はちゃんと良い席で見るぞ!ということになるので、とてもいいなあと思ったのでした。(まんまと「宝塚友の会」の入会届を見ている私)

 

※一瞬ここで余談なんですけど、2.5次元舞台、なんかもう搾取に搾取を重ねるというか(ヅカオタの方に「宝塚チケット高いんですよ、1万越えるし」って言われたとき「いや、2.5次元それくらいザラです」って答えてしまった)、チケット代もだし、最近のトレーディンググッズ乱立見てると「オタクの情熱と財布を極限まで絞りつくすと、『その場のお金儲け』はできても、文化としては育たないよな…」って思ってしまうのでした。


宝塚行って余計に感じたのだけど、弾力性のある客の育て方ができるかできないか(どのジャンルでも、強烈なオタクは何も言わずともガンガンお金を落とすので)というのが続く文化だなあ、と。初心者とか、学生とか、財布に限りがある層や、尻込みしがちな層をある程度の時期をかけて『お金を落とす客』に育てあげるというのが大事なんじゃないかなあ。客のロングテール化。最近テニミュ文化にも少し触れて、「あ~ちゃんと、客を育てるということができる豊穣さがある」って感じました。余談終わり

 

劇場について:入って感激!!ふかふかのレッドカーペットにシャンデリアにピアノに…ってめちゃくちゃテンション上がりますね。エスカレーターある~!中に売店というか、食べるものとかパンフレットとか売っているちいさなお店がある!とか、マジで全然知らないまま突っ込んだので反省しました。ワインとかも飲めるようですね。今度はちゃんと調べてから行こう…。立ち見だったのでB席の後ろ、最後列だったのですが、手すりあるし、ちゃんと番号振ってあるし、安心して見られました。私は腰痛持ちなので腰痛ベルトと、ぺたんこ靴、そして自分のオペラグラスを首から提げて準備。周りを見ると結構床に座っている方も多いので、トイレ行った後は床に座って待っていました。結構傾斜きつい座席なのかなあ。

この日は団体の学生さんがいたためか、劇場内ではスタッフさんがパネルを持って観劇マナーをお伝えしていました。観劇マナー、大事。本当に大事です(最近マナーで話題の某舞台にも行ったので…)


緞帳に浮かぶ"Scarlet Pimpernel"の時点で一気に楽しみに。

 

内容やキャストについて:
本当にその日バタバタで行ったので、予習きちんとできてなかったんですけど、お話が本当に明るく楽しくて、とっても楽しめました。(一応「フランス革命後の混乱の中、主人公・パーシーとピンパーネル団が、貴族たちを助ける話」というのだけは頭に入れていた)

・パーシーと妻・マルグリット、そしてピンパーネル団を逮捕せんとするショーヴランの関係
・「パーシーの正体…いつバレるの!?」と「無事に貴族やルイ・シャルルを助けられるの!?」というハラハラドキドキ

大団円が約束されている作品というのを最近見ていないので、安心しましたし、上の2点が絡み合って、「いったいどうなるの~!?」と素直に見られました。前向きで、明るいんですよね。かといって、ドラマ性がないわけじゃないし。人気演目なのも納得でした。

 

キャストは自分が気になった人だけですみません、、、全員書きたいのだけど、、、

 

紅ゆずるさん(パーシー)
紅さん、パーシーの色男・伊達男感と、周りを欺く時のおばかっぷり、そしてピンパーネル団を率い、フランス政府の恐怖政治に立ち向かう時の真剣さとのギャップがすごくてほれぼれしました。かっこいい!!!お笑いがキャラ崩壊にならず、時事ネタ?日替わり?が演技を壊さず、でもちゃんと笑いを取れるのってすごいですよね…。2.5だとなんかそこがお笑いが目当てじゃないけれど、そこを売りにしちゃうのも多い中、日替わり要素を入れながらも、ちゃんと次につながる大事な要素にしているのがすごいというか…。
そしてピンパーネル団を率いて向かう姿のりりしさは見ていて「私も仲間に入れてください!」っていいたくなるかっこよさでした。

 

綺咲愛里さん(マルグリット)
明るく美しいコメディ・フランセーズのトップ女優の姿と、矜恃と信念を持っているひとりの女性の強さが素敵でした。パーシーと結婚したときの喜びや、夫を信じられない悲しさと戸惑いとか、ずっと見ちゃう。見てしまう。もっと見たい。

 

礼真琴さん(ショーヴラン)
何…この人…歌うまっ…!!!!!!歌めちゃくちゃうまい~~~!!!と1幕中にもう気になって気になって、休憩に入った瞬間即調べました。歌がうまい、、、。声量も響きも表現力もめちゃくちゃすごくないですか??!?!?!(何目線だ)
マルグリットに迫る姿とか、パーシーに名前いじられるところとか、ショーヴランの不器用さがめちゃくちゃ好きでした。こういうキャラに弱いというのもあります。ショーヴランもどうか幸せになってほしいけどどうなるんだ…

 

星蘭ひとみさん(ルイ・シャルル)
登場した瞬間に「かわいい~~!」って思いました。けなげな少年、、、そしてパーシーになついている姿がかわいい、、、。歌声もSUKIです。まだデビューしたて(書き方がおかしいかも。。。)?なんでしょうか、いや本当にかわいらしかったです。


その他:
最近知り合ったヅカオタの方に、「宝塚の衣装は本当に華やか」って言われて、実際見たら本当にとってもとっても素敵で…!ピンパーネル団の衣装も動物柄でとっても素敵でした。ミュージカル版では「錦鯉」って言われてたやつですよね。こちらは派手なヒョウとかシマウマとかキリンとかの柄で「サイコ~~~好き~~~~」って脳からドバドバ出ました。

 

群舞というのか、その方たちも動きが本当に素敵だし、「あっ、あの方どういう人なんだろう…」って気になる方もいて。。。。目が足りない~~!!!て思いました。オペラグラスだと群舞というか、その方たちをゆっくり見られなくて(常に動かし続けるから)、今度はちゃんと良い席に座って見るぞ!!!と固く誓う。

宝塚版のスカピン、とっても好きになったので、ミュージカル版のスカーレット・ピンパーネルはブロードウェイ版で、宝塚版とはまた違うようですけど、ミュージカル版も早く見たいな!と非常に楽しみになりました。

宝塚の他の作品も見たい…けどまずはスカーレット・ピンパーネルかな~~。チャンスがあればもう1回は見たいです。