オペラグラスには重すぎる

見た舞台の感想とか、日常とかについて書ければ

つらつらと

前回の記事に沢山スターや反応ありがとうございました。TwitterでもRTあったりして、とても嬉しかったです。

色々書きたいことがあるのですが、記事にガッツリ書くほどでもないな、と思って溜めてたものをつらつら書きます。あとで消すかも。


推しのすべてを全肯定するかどうか
私は……正直言うと「あーここはこうしたほうがいんじゃないかな……」とか「ここは見ていて、まだまだだな」って普通に思ってます。ただ、「だからダメなんだよ!」とはならなくて、ひとつの視点として「あーここはこれからのところなんだね……」って思っているだけです。なので、ダメ出し手紙を書いたりとか、「推しのココ本当ダメ!」みたいな貶しはしません。

そもそも舞台に何を求めるか、とか推しに何を求めるか、だけど、「歌がこうで〜、演技はこうで〜、対応はこうで〜」みたいな自分の理想の俳優像みたいな人を探すのは、ある意味容易いと思います。舞台を見ていても、「うわー!この人いいな!すごい!」って思うときあるし。

でも、応援したいな、と思ったのはその相手なので、自分がそれにフィットするしかないんですよね。相手に理想を嵌め込むのではなく。多分、仮に推しを変えたとしても、100%自分の理想通りの人はいなくて、「こういうとことしたらもっと良くなるのに!」「そういうところが甘いんだよ!」とか出ちゃうんじゃないかな、って思います。

■どうしても見ていてイライラする!SNSに書いたら角が立っちゃう!どうしても納得行かない!どうすれば?

私の場合は、ですが
①ぷらいべったーに吐き出す
②他担で特にしがらみもなく、「これは愚痴なので聞き流してくれ」と言える相手に話す
のどちらかですね。最近してないけど。

あと、一番大事なのは「こういうことを思ったらいけない!」とか「吐き出すと嫌われる!」とか考える前に、まずは自分の中で「こういうところが嫌だと思ってるんだなあ」と見つめる作業をすることでは、と思っています。


スマホのメモ帳とか、私はノートにガリガリ書くのが好きなので、こういう趣味以外のことでも、悩みや何か嫌なのかとかをガンガン書いて、「そっか、こういうのが嫌なのか」を見直します。

どこにも出さないと、心の中でどんどん腐敗が進んでしまうので、まずは自分だけの範囲で「誰がどう思うとか気にせず、文章にすること」で「案外滅茶苦茶小さいことで悩んでたんだな」とか、逆に「いや〜、やっぱ無理だわ」とか、一歩引いた目線で考えられる気がします。

■貶し愛は愛なのか?

個人的に完全な「貶し」はしないので完全に合ってるかどうかは分からないけど、多分「愛だったもの」なのかな、と思う。

「滅茶苦茶見目麗しいけど、自分が着ると袖の丈が足りないし、なんだか背中や首元がチクチクするし、色も気に食わないところがある。柄もなんだか変。シミもある気がする。私はこの服の魅力を理解していて、愛してるから着るけど、でも、この服滅茶苦茶変じゃない?悪い意味で」

って言いながら洋服着てる人いたら、「結局その服のこと好きじゃないんじゃない?ていうか合ってないから別の服にしなよ」って言うと思う。

主眼が「服そのもの」じゃなくて「自分は魅力を理解してる(してた)」っていうところに移ってると感じる。

「貶し愛」がなんで嫌がられるのか?と言うのは、結局ここにあるんじゃないかな、と思うのです。単純に楽しんでる人に水を差すからというのももちろんあるけど。

別に観劇関係なく、「好きだからこそ厳しく言うのだ」という話は、親子であっても難しいところだ、と思います。好きじゃなければ関心を持たないし、注意もしないけど、最終的にやるかやらないかは本人が決めることなんですよ。

見ててジリジリする。こうしてほしい、もったいない、こうなったらもっと輝くはずなのに!

私にもそういう気持ちがあります。
でも、だからこそ、本人を信じて、尊重して、黙って見守るしかない、と思ってます。(見守るっていい方もどうかと思う人いるかもだけど、でも、ファンって本当、身守ることしかできない。例えお金を積んだって、本人が「この世界で生きるのは無理!」と思ったら辞めてしまうし、寧ろそういう世界でないと自分も辛い)

あと、どうしても……っていうのは、本人に直接手紙で伝えたほうがいいとは思う。(SNSは他人にも見られるので✕)他人に「言ってやったわ!」っていうのはナシで。

「悪いところを必要以上にアピールする」というのは「本人のため」じゃなくて「自分の気持ちがスッキリしたいから」ほうが大きいと思うんですよ……。それか相手を傷つけたいとか。

「相手のため」「愛」「好きだから」というマジックワードは、自分からは使わないほうがいいと思います。

一体何目線なんだろう?
別に何かあったわけじゃないけど、自分の考え整理も兼ねて書きました。