オペラグラスには重すぎる

見た舞台の感想とか、日常とかについて書ければ

欅坂46「二人セゾン」がすごく染みるという話


欅坂46 『二人セゾン』

 

時々ラジオやお店などで流れているのを聴いて、「この歌誰の歌なんだろうな…」と思っていたら、Google Play Music欅坂46の歌ということを知った。(話はそれますがGoogle Play Musicだと乃木坂とか欅坂の曲が聴き放題)

ランキングにも入ってるし、聴いてみるか…と軽い気持ちで聴いたら、儚い感じのファルセットが耳に気持ちいいし、歌詞がとても良い。

アイドルには全然詳しくないけど、AKBグループの歌には「好きになった対象と自分の距離」「好きになった対象に出会えた感謝」(自分があまり『推し』という単語を使うことに拒否…ではないけど微妙に違和感があるので回りくどい言い方になってしまった)ということに対してとてもとてもすばらしい歌が多いな…と思う。普通に恋愛ソングとして聴いてもいいんだけど、「あなた(この作品)に出会えて人生変わった!」という喜び、賛美を表す歌として、ぐっとくるな、と思うことがよくある。

たぶんそういう歌として有名なんじゃないかな、と思うのはAKB48の「ヘビーローテーション」だろうか。

 


【MV full】 ヘビーローテーション / AKB48 [公式]

 

これは「本当に君が好き!出会えて良かった!ありがとう!!!!!」ってアッパーになる感じ。これはこれで元気になるし好き。

 

そんな中出会った欅坂46の「二人セゾン」。

自分だけで過ごした期間や、好きになった対象と出会った瞬間、応援する期間をそれぞれ「セゾン」として考えているんですけど、それを季節としてとらえるこの歌詞が好きだな…と思うし、自分だけの世界に閉じこもりがちな自分にとっては歌詞の中に出てくる「僕」に思いっきり自己投影できてしまう。

美しいメロディーと歌声と歌詞のコンビネーションにしみじみ来てしまったし、自分が最近応援するものができたり、舞台に行くようになったりしたので本当に心に染みた。

 

あと、映像。恥ずかしながら今日初めてしっかり見ました。

東洋経済ビジネスの「乃木坂46、女性アイドルの頂点に立った必然」を最近読んだのもあって(記事の内容については特に思うことない…というか頂点ってなんだ?と思った。乃木坂46の戦略などを知らなかった自分にとっては「ふ~んこういう風に作られたのか、コンセプトの違いはこうなってるのか」という感じ)「文化系」というのも気になってPV見たら、本当に泣きそうになった。

バレエを意識した振りと、彼女たちの美しさが相まって、「あ~これはPVも見ないといけないやつ」と感じる。こういうお金のかけ方は好きだ。