オペラグラスには重すぎる

見た舞台の感想とか、日常とかについて書ければ

cocoon月・星の曖昧な感想(微ネタバレ?あり)

cocoon月と星を観たので曖昧な感想です。
ネタバレ触れたくない人は避けてください、一応



■『自分の望む愛は望んだ形で現れないかもしれない、でも愛はそこに、確かにあった』というのが、両方から受けた印象

■伝わらない愛は悲劇か、そもそも、伝わらなかったら愛じゃないのか?

■星は月を見てないと「ミニマムTRUMP」という感じに受ける人もいるかも、今後DVDなどで未見の人に勧める時は月→星という順序のほうがいいと思う

■まあそれはそれとして、星はTRUMP解題というか、裏ではこういう動きも……っていう滅茶苦茶懇切丁寧な解説でしたね……。とは思う。これでもうウル(実体)の話は終わり、というためのダメ押しの一手な気もする。もうウル(実体)の物語は終わり、ソフィの中にあるのはウル(幻想)なんですよね。

■星、「ガ・バンリ→ソフィ」「ラファエロ→ウル」っていう保護者と保護される者の軸がはっきり出ててよかった、バンリはソフィを守ろうとする姿がTRUMPより深まってるし、SPECTER再演見てるとより「ウ…」となる。SPECTER再演見てくれ

■月、ストレートに青春物するの?本当?って疑っていてすみませんでした

■TRUMPシリーズ、これまで「繭期を越えられない」とか「永遠の繭期」とかって話だったけど、ついに「繭期を越え、大人になるもの」が出てきて「おお……」となりました。大人になって、もう、思春期の狂気には「当事者」じゃなくて「観察者」となり、「懐かしむ」者が………。月………。

■TRUMPシリーズあるある……というのがSPECTER再演からジワジワ削られつつある(我守護とか……)と思っていたけど、月もその路線で、今後のシリーズも「あるある」から脱却するのかなと思うと楽しみですね(上から目線)

来週も見るので、また変わるかもしれないけど、とりあえず雑な感想でした。各キャラについては、多分終わってから書きます